体験レポート

未来そだて保育園

投稿日:2013-03-08
3歳の息子と1歳の娘がお世話になりました。
冬に妻の職が決まり、そこから新学期に認可保育園へ転園するまでの短い期間でしたが、未来そだて保育園での生活は子供達だけでなく、私たち親にとっても意味深いものとなりました。

入園して数日経過すると、子供達が置いて行かれることに気付き二人とも毎朝泣くようになりましたが、園長先生がすぐに出てきて優しくフォローしてくれて「最初は寂しいかもしれないですけど大丈夫です。すぐに慣れてくれますよ」と言ってくれました。
意外にも先生まで泣きそうな苦い表情をされていたので、親のさびしい気持ちや罪悪感を共感してもらえたと感じました。
何ともない表情をされていたら、親としてはもっと辛かったかもしれません。
これがまず最初の印象でした。

園長先生の言葉の通り、半月も過ぎると子供達は園に慣れて泣かなくなりました。
そして、園では元気に遊んでいる様子でした。
公園へ歩いて遊びに行くのはもちろん、ときには車で少し離れた場所へお出掛けしたりもしていました。
人数は少ないですが、その代わり赤ちゃんから来年は小学一年生のお兄さんお姉さんまでみんな近くにいます。
うちの子供達(特に息子)を見ていると、自分とは違う世代の子と一緒にいることはかなり刺激になっているように思いました。
また、未来そだて園は頻繁に時節に合わせた企画が取り入れられます。
クリスマスや節分、ひな祭りといった有名なイベントだけでなく、○○の日だから○○を食べましたとか、△△を作りましたとか、マイナーで知らない名目もたくさんありました。
そのたびに、子供達は何かを創作したり、歌ったり、おいしいものを食べたりします。
給食もとてもおいしそうでした。
当初は食の細かった子供達が、先生方の働きかけで偏りなく完食ができるようになったのはさすがだと思いました。
「お皿ピカピカ」という言葉を覚えたのはこのときかな。
園長先生が「○○くんは今日も全部食べました。一日の栄養は園でほぼ取れているので安心してください」と誇らしげに言っていたのが印象的でした。

うちの息子は多動の傾向があり、周囲の一定の理解が必要なところがあるのですが、これも園長先生をはじめ注意深く見て下さり、その日の様子についても詳しく報告してくれました。
息子の成長について毎日一緒になって考えてくれたことに感謝しています。
他の無認可保育園では断られた経緯もあったので事務的な体質の保育園は駄目だと心配していたのですが、未来そだて園はアットホームで姿勢も前向きでとても助かりました。
ましてや最初から大きな認可保育園に行っていたら、もっと苦労していただろうと思います。

園長先生の髪型がちょっと(?)変わっているところもあり、大人は大丈夫か?という風に見えるのですが、それは大きな問題ではないようです。
ほどなく息子は園長先生に飛びつくようになりました。
娘も園長先生に抱っこをせがむようになりました。
子供には偏見が無く、その人の本質を見抜く力があると知りました。

3月になって転園が決まり、その旨を伝えてから、園長先生はとても寂しそうでした。
「この季節は毎年ため息が出てしまいます」とおっしゃっていました。
その年は赤ちゃんのときから年長までここに通った女の子が小学一年生になることもあり、なおさら寂しいとのことでした。
私達もお金のことさえなければ、このまま未来そだて園でお願いしたかったです。

この保育園で暮らした数ヶ月のおかげで、子供達は格段とたくましくなりました。
先生方がうちの子供達とじっくり向きあってくれたことで、親子離れて過ごすという我々家族の最初の試練は乗り越えやすくなったと思っています。
家庭的な雰囲気が大切だという親御様には、この未来そだて保育園がおすすめです。
通っているうちに良さがジワジワ来るタイプの保育園だと思います。
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